以前カミハタインド便を一覧にしてみたのですが、現存している水草の画像だったり詳細だったりは記載しなかったので、今回は生き残っている水草を語ってみたいと思います。
カミハタインド便一覧↓
カミハタインド直行便水草のまとめ - 水草初心者の水草学習記
と言う事でタイトル通りにカミハタインド直行便水草第一弾で入荷したロタラ マクランドラ 'カラディ' をご紹介していきます。
人気次第ではシリーズ化するかもしれません。
別名 マクランドラカラディ
学名 Rotala macrandra
生息地 インド及びその周辺
入荷便 カミハタインド直行便第一弾(2009年)
水草の特徴など
水中葉はこの様な感じです。
カミハタインド直行便第一弾で入荷したインド、カルナータカ州のカラディで採集されたRotala macrandraです。
上記の写真の様にR. macrandraの中では小型な部類に入ります。
葉は基本的に十字対生で環境により『黄色〜オレンジ色〜ピンク色』になります。
特徴として葉脈が黄色い為、分かりやすいです。
マクランドラと言うと頂芽が縮れる事が多いですが、本種はその様な事も無くとても育成しやすいです。
水面まで到達した際は真っ直ぐ棚引く(脇芽だらけにならない)ので放置出来るのも良いです。
水上葉と花芽はこんな感じで、マクランドラ特有の短い花です。
育成方法等
一般的な60cm水槽で育てる場合は以下の通りです。
照明
3000lm以上の主にアクロトライアングルグロウなどの水草育成用ライトが良いです。
自水槽でもアクロトライアングルなどを使用しています。
pH
5.5〜6.8
ロタラの多くは6台前半を好むので、テトラpH KHマイナスやイオン交換樹脂などでpHを下げると良いです。
自水槽で計測してみた所5.8〜6.0位でした。
水質
上記のpHに調整する為に GHとKHは低めが良いです。
但し、逆に完全に無い状態だと頂芽が縮れる事があるので硬度を下げ過ぎた場合は炭酸カリウムや苦土石灰水などで調整してください。
低床
特殊な物は必要無い為、各々使い易い物で結構です。
オススメは無難に栄養系ソイル(ミネラルソイルやリベラソイルなど)です。
肥料食いという訳ではありませんが、1番失敗が少ないのが栄養系ソイルだと思います。
ちなみに自水槽では南米水草やホシクサと共に育成しています。
低床はミネラルソイル単体や津軽プレミアム+腐植物質など色々です。
肥料
低床の肥料が切れた際は園芸用の比率が均等な(N8-P8-K8などの)IB肥料を埋め込むと良いです。(もしくはカミハタのオコシなど)
液肥でも良いですが、コケのリスクがあるので固形肥料がオススメです。
腐植酸なども有効です。
先程も言った様に肥料食いと言う訳では無いので水草を大量に植えてる水槽ではなければ肥料切れは中々起こさないはずです。(※栄養系ソイルの場合)
自分が使っている肥料は『ネクスコートバラ用、IBの力、ハイポネックススティック、エコロングトータル』などです。
増やし方
脇芽をあまり出さない為、沢山増やしたい場合は差し戻しを行うと良いです。
成長速度は一般的なロタラと変わりません。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます。
お正月に福岡のグラスゲートさんにお邪魔したのですが、その時にこのマクランドラ カラディを購入しました。
一応チャームにもある様なので、機会があれば是非購入してみてください。
育成し易く、綺麗なとても良いロタラなのでお勧めです。
しかもインド直行便第一弾の生き残りなのです。
気が向いたらまた生き残りシリーズを出すので宜しくお願いします。笑