2024年11月の中旬、それは突如としてやってきた。そう、カミハタギニア便である。
色々と入荷したが、今回は個人的にブームであるLimnophilaについて書いていく。
これが入荷当時の画像。これでもかなりマシな方で他の物は棒状であった。
上記の画像の物と上下が溶け始めた完全に棒状の物を2本の合計3本を購入した。
12月上旬現在の様子がこちら、棒状に成った物の内一本と先述した物は復活させることに成功した。
生育当初は2019年に入荷したギニアンアンブリアと同じ物だろうと考えていたが、時間が経つと赤みを帯び、赤くならない2019年のものとは別のタイプである事が判明した。
2022年に入荷した物と2019年に入荷した物は明らかに別種であると考えるが、今回来たものがどちらの種に該当するかはまだ不明確である。
しかし、入荷した当初から実は閉鎖花がついていたのである。
これにより"種"としての目星が一応付けられた。
ギニアにはLimnophilaがLimnophila fluviatilis,Limnophila dasyantha,Limnophila barteriの三種が分布し、その中で花が無柄で包葉が無いものはLimnophila dasyanthaに限られる為、暫定でL. dasyanthaであると考える。
余談だが、Limnophila sp. 'Guinea Broad Leaf'と言うものが海外で流通しており、これはLimnophila barteriとカッセルマンに同定されている。
本種の画像を見ると国内でバコパ sp.で入荷し、ギニアンドワーフアンブリアとして流通していた物に酷似している。